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プレ幼稚園で泣く我が子。対処方法と親のメンタル維持方法

プレ幼稚園で泣く我が子に私が試したこと5選

プレ幼稚園がはじまって数か月。
はじまったばかりの頃は泣いても仕方ないと思えますが、何回も通っているのに毎回泣いてしまう。

 

周りの子は楽しそうにプレに通っているのに、
我が子だけどうして?
入園してもこのままなの?と不安になってしまいますよね。

 

うちの子は現在年中さん。
実はプレの親子分離~年少の冬までずーっと泣いて登園していました。

 

涙をポロポロながして全力で登園拒否をする我が子。
そんな姿を見ると、
親の方もしんどくなってしまいました。
泣きながら先生に連れられて行く姿をみて、
私も涙をこらえるのに必死だったのを覚えています。

 

なんとか楽しく通ってほしいと思い、色んな方法を試しました。

今こどもの登園拒否に悩んでいる方の参考になったら嬉しいです。

プレ幼稚園で泣く我が子に試したこと5選

自分の子に試したことをご紹介します。

 

絆創膏のおまじない

お気に入りのキャラクターの絆創膏のガーゼ部分ににこちゃんマークを書き、子供の手の甲に貼ります。

「寂しくなったらここ(手の甲)を見てね。にこにこ笑顔のおまじないをかけたよ!」
と言いました。

 

がんばり表

トイトレの時に効果があったがんばり表。

泣かずに行けたらシールを貼れて、目標数がたまったらごほうび作戦。

全く泣かずに行くことはできませんでしたが、
泣きながらも自分の足で歩いて行けたら特別にOK!などゆるーくしていました。

 

自分のお財布をもって好きなおやつ買える券

子供用のお財布にお金を入れて渡します。

「泣かずに行けたらこのお財布をもって買い物に行こう!好きなおやつを一つ買ってもいいよ」
と言いました。

自分のお財布で買い物へ行くのは、
スーパーへの食材買い出しついでに
買ってもらうのとは違うようです。

 

混んでいない時間を見計らって近所のコンビニのレジへ並ばせると嬉しそうに会計していました。

 

ママが外から見てるよ!作戦

なぜプレ幼稚園に行きたくないのか聞くと、
「ママと離れたくない」と言った我が子。

そこで、中には入らないけど外から見てるよ!と言いました。

 

パパにかっこいいところを見せよう!作戦

「ママと離れたくない」のが理由なら、
送迎する人を変えてみたらどうだろう?

そう思い、夫に送り迎えをお願いしました。

 

プレ幼稚園で泣く子供にいろいろ試して効果あった?

冒頭で年少の冬まで泣いて行ったと書きましたが、ご察しのとおり紹介した方法で劇的な効果はありませんでした。

何をやってもうまくいかず。
「ママが外から見てるよ!」作戦はむしろ逆効果。

終わるまでずっと見ているわけにもいかず、
私が帰る際はもっと号泣。
ママ友さん子は、しばらくママが見ているのを確認すると安心して自分の好きな遊びに戻ると言っていたので試す価値はあるかもしれません。

 

この5つの方法をとあわせて、
「幼稚園は楽しいところ」と言い聞かせたり、
「必ずお迎えに行くよ」と安心させたりはしていました。

しかし、こちらが励ます度にヒートアップしてしまうので、最後は無言で手を引きながら歩きます。

 

当時の悩みは、間違いなく子供の登園しぶりが断トツでした。

プレ幼稚園~1年以上泣き続けてようやく克服できた理由

うちの子の場合、何かがきっかけで劇的に変わったということはありませんでした。

毎日泣きながらも幼稚園へいき、
仲のいいお友達ができて、
先生も大好きになって、
そんなことが少しずつ少しずつ積み重なって、
幼稚園が「自分の居場所」になった。

それが理由かなーと思います。

進級を目前に、自分より小さい子が入園してくるからしっかりしなきゃ!と思ったのも大きいかもしれません。

じゃあ今までしてきたことは無駄だったの?というと、そんなこともないと思っています。

たまーに泣かずに行けたり、泣きながらも自分の足で歩いて行けたりして、がんばり表にシールがたまると
「明日泣かないで行く!」と意気込んでいました。

一歩進んではまた戻ってを繰り返していましたが、徐々に前向きにがんばろう!と気持ちに変化があったのは伝わってきました。

【追記】克服できてなかった!年中の秋まで泣いて登園する日々

やっと泣かずに行くようになったとほっとしていたのも束の間。

なんと、また号泣モードに突入したのです。

ニコニコ笑って登園する、まだ小さい年少さんを尻目に

号泣して暴れながら先生に抱っこで連れていかれる娘を見て

ため息の毎日を過ごしていました。

コロナの自粛明けから4か月間。

ほぼ毎日泣いて登園を繰り返して、年中の10月に入ってようやく落ち着きました。

運動会のかけっこで1番になったことで自信が持てたようです。

親がメンタルを強く保つための秘訣

どんなに頑張っても、どんなに試行錯誤しても変化なし。
イライラして怒ってしまったり、
自分の育て方が悪いのかと責めてしまったりすることもありました。

そんな当時の自分に伝えたいこと。

「〇〇までには泣かないで行けるようになるよ!」という励ましはスルーでいい

周りからは、
「1週間すると慣れるよ!」とか
「どんなにひどくても1か月でよくなるよ!」と励まされることもあります。

でも、
こればかりは子供によります。

 

 

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やっぱり悩んでるお母さんたちはいっぱいいて、その子によって期間もまちまち。

 

「よし!1か月で慣れるならがんばろう!」
期間を提示されると希望になりますよね。

 

でも1か月たってもまだおさまらない。
周りと比較して余計に落ち込んでしまいました。

 

先が見えないトンネルの中にいるようにモヤモヤしてしまいますが、
他の子の慣れるまでの期間は
自分の子にはまったく当てはまらないので
あまり過信してしまうのはオススメしません。

 

プレ幼稚園で泣くのはだれの課題?

アドラー心理学の本を読んで、今までモヤモヤしていた事がいっきに腑に落ちた言葉があります。

本の中では別の意味合いで説明されていたのですが、私の中で考え方を変えるきっかけになりました。

あることの最終的な結末はだれにふりかかるか、
あるいは、あることの最終的な責任をだれが引き受けなくてはならないのかを考えた時に、
そのあることがだれの課題であるかわかります。

「叱らない子育て」より引用

私は、こどもの気持ちに感情移入して
一緒に悲しんで
一緒に滅入ってしまって
なんとかしようとして
励まして元気づけて共感して
色んな手を尽くしたのに報われない。

 

「こどもの課題」を自分事にしてしまって
思い通りにならないことに勝手にイライラしていたことに気が付いたのです。

 

もちろん親だから、子供が悲しんでいたら辛い。

でもこれは、
こどもが成長するための「こどもの課題」。

結局のところ、こども自身が乗り越えるのを待つしかないと腹をくくりました。

周りを巻き込むべし

自分ひとりで抱え込むと辛すぎます。

周りの人、特に幼稚園の先生としっかり情報共有をしながら対応するのがオススメです。

私は励ましが逆効果でヒートアップするので、
「泣きたいなら泣いてもいいよ」に切り替えました。

でも、実は幼稚園の先生は
「泣かないとかっこいいよ!」
「お母さんにかっこいい姿見せよう!」
と泣かないのを良しとする声かけをしていることが判明。

家で言われている言葉と、先生からかけられる言葉が違っていたためこどもは混乱しているようでした。

 

先生たちと情報共有をしながら、
一貫性をもった対応をするのが大切だと思います。

何よりも、勝手に連帯感が生まれて
ひとりじゃない!と私が思えたことは、当時は本当に救いになりました。

 

 

最後に

私も1年半経ってすこしだけ成長し、
笑って送り出せるようになりました。

今一生懸命がんばっているお子さん、
泣きながら通う我が子を見て胸を痛めている親御さん。

いつか乗り越えられる日がくるはずです。
ご健闘を祈ります!

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